2018年08月07日

メルボルンでのサッカー生活。

こんばんわ。

こっちの個人ブログを更新するのはかなり久々です。
というのも最近はAspiratinticketブログの方を中心に書いてました。


なんですけど、AspirationのHPがトラブルにあっており現在開けない状態になっています。久々に個人的なことを報告しようと思ったところでそうなったので、今回はこちらのシーサーブログに長々とつらつらと、サッカーのことばかりを書かせていただこうと思います。



メルボルンでのサッカー生活も半年以上が経過して、残すところ1ヶ月と少しになりました。

現在所属するチーム、Preaton Lionsでのシーズンも既に残すところ4試合となっています。順位は2位につけており首位との勝ち点差は4です。
9/2に首位との直接対決がありますが、ここで勝ったとしてもまだ首位チームの勝ち点に追いつけないので、他力本願でしか僕らの逆転優勝は叶いません。


前期のケガで出られなかった3試合、自分の不甲斐ないパフォーマンスでチームを勝たせられず勝ち点を積めなかった数試合が本当に悔やまれます。毎年こうしてタラレバを書いては繰り返していて情けないですが、これが僕のサッカー人生の一部で間違いないと認識もしています。笑


おさらい気味になりますが
今シーズンはビクトリア州のステイトリーグ1。オーストラリア4部相当のリーグで戦っています。
ビクトリア州のステイトリーグには外国人枠が無いため、色んな国籍の選手がいるので、下部リーグといえど、とんでもなくレベルの高い選手が各チームに1人や2人います。ここはアデレードと少し違うところでしょうか。
理由はいくつがありますが、大きな理由の1つは「資産」ですね。
あくまで僕の予想ですが、まずスポンサーの出資額が違う。ステイトリーグでもNPL以上の環境が整っているチームは多く、また貰っている給料も額が違います。(僕が今シーズン中に聞いた話ですが、ポルトガル人のMFで1試合2000ドル、家と車付きの選手がいました。)
ただそういった選手は稀です。多くの選手はそこまでの額はもらっていないはずです。ただ、やはりアデレードと比べて金額の規模が全体的に違うっていうのは感じます。


さて、こういった話を踏まえて、外国人枠の話に戻します。
僕のチームもステイトリーグなので枠の制限がありません。
今のチームにいる外国人は僕を含めて今のところ把握してる現状からして3人です。
シーズンが始まってから中間地点くらいまでの時点では7人以上はいましたが、それだけ選手が移籍し入れ替わったりしているということです。
こんな大幅に選手が入れ替わったりする経験は初めてでかなり戸惑いました。当初日本人は僕を含めて4人在籍していましたが、今は僕1人になりました。


これがメルボルンでは普通なのか、それともこのチームが普通ではないのか。誰のどんなコネでそんなに選手を見つけては引っ張って来れるのか。
新しい選手が来るたびに警戒しましたね。同じポジションの選手が来たら尚更。笑
けど今はなんとか踏ん張ってスタメンを張り続けています。だけど正直言って、パフォーマンスが上がってきたのはここ3試合くらいでやっと、という感じです。
ステイトリーグで試合に出続けるっていうのも簡単ではない。と改めて感じていますが、そもそもプロ経験は無いし突出した力があるわけではないので、どのチームにいったってそれなりに苦労はするもんだっていうの当たり前で。そう考えたらスッと気持ちが楽になって今まで自分の中で凝り固まっていた部分が解消された気がしたんです。これが最近のパフォーマンス向上に繋がっているんだと思います。


何が凝り固まっていたかっていうのはいくつかあるんですが、いわゆる葛藤ですよね。
今のチームに帯同してから、監督やコーチには練習中にも試合中にもたくさんの事を要求されました。チームで一番走るのは最低限だし、点も取れ、アシストもしろ。故にシーズンが始まってからもポジションは前と後ろを交互にやったりしました。だけどやはり数字が残せず、今季もリーグ戦での得点はゼロ、アシストも覚えてる限りでは1と致命的です。
前期が終わる頃には、自分の中で「これはいつ試合に出られなくなってもおかしくない。これだけ選手が補強されているんだから、自分のポジションの奴もすぐ来る。」なんてことを考えていました。


自分のプレーについて言うと
常にバランスを取って、いかに味方を助けるか。どうやって味方を活かすか。そして誰よりも走る。これらが生命線なんだっていう自覚があります。そういった中で、今シーズン監督に初めて「トップ下はできるのか?」と聞かれた時には迷わずイエスと答えました。
数字には現れない献身的なプレーで今までやってきた、そこからもう1つステップアップするには数字を残すこと。これはアデレードのチームを離れる段階で考えていたことでもあったんです。
今まで根拠の無い自信だけでやってきたので、暑苦しいチャレンジ精神で挑みましたが結果は全く出ず。笑
今はもう本職であるアンカー、 もしくは1つ前のセントラルの位置で役割を果たすに至っています。


トップ下をやるにあたって、自分の中でのイメージは岡崎選手のようなプレーでした。献身的な守備をしつつゴール前に出て行く。シンプルなプレーで局面打開していく。というイメージを持ってやっていたし、それが出来ると思っていたんです。だけど現実は厳しかったですね。
何が一番苦しかったかというと、相手と上手く駆け引き出来なかったことです。トップ下なので自然と相手を背にしたプレーのイメージがあまりにも乏しくて前への意識がかなり薄くなってしまっていました。これじゃ点は取れないよ。と今思えば必然的だったんだなと。相手と駆け引きする前に自分に余裕が無さ過ぎてどの場面でも一杯一杯。相手にたいしたことねえなと思われていたでしょうね。余裕のある選手ほど相手に脅威を与えることが出来る。


それからトップ下を外されてポジションが落とされるまでは速かったですね。監督やコーチも早めに気づいてくれました。
「やっぱり前目じゃあんまりたいしたプレーしないなこいつ」って感じでしょうね。


そこからセントラルのポジションでしばらくプレーしていましたが、そこでも中々パフォーマンスが向上せずに苦しみました。
今度は味方を利用することが上手く出来なくて、かなり自分に負担をかけてしまっていました。当初のメンバーに対して「もっとこうした方がいい、こうして欲しい。」というのは伝えていましたがやっぱり自分が持ってるビジョンと上手く噛み合っていなくてもがいていました。


「もっとハードワークしてくれ」
「なんでそのプレーを選択したの」

自分の中でこんな気持ちばっかりになって

「このメンバーで試合に出るんなら出ない方がマシ。」とまで思ってしまっていた時もありましたね。


味方のせいにするのは簡単ですが、「誰とプレーするのかは凄く重要である」っていう言葉を誰かが言っていたのを思い出して、気持ちは切り替わりました。

「今いるメンバーに大きな期待を抱いてもしょうがない。今は踏ん張るしか、頑張るしかない。自分に出来ることをやる。」


それからも監督には

「今のお前は100パーセントじゃない、プレシーズンの時は誰よりもよかったぞ。」

と言われ続けてました。これが結果的に凝り固まっていた部分になりますね。プレーもそうですが、メンタル的にもかなり不安定になっていたと思います。


そして、前期の第8節を迎える辺りで入ってきた選手たちが来てからはチームの調子は良いです。第9節から、ここ10試合で8勝2分です。
ここからは正直な感想を述べていきます。


このタイミングで入ってきた選手たちのポテンシャルは、僕が感じる限りでは当時いたメンバーよりも高いです。単純にスピードがある、背負ってボールを受けられる、とかだけではなく、凄く賢い選手たちなんです。


今、そこに居て欲しいところにいる。もそうだし、
単純にハードワークしてくれるし何より思うのは「守備を頑張る。」もっといえば、「守備の意識が高い」ので守備が上手いんですね。細かい部分で巧さがある。
何が言いたいかって言うと、僕の仕事が減ったんですね。
簡単に言えば、点は取ってくれるし早い段階でボールは奪ってくれるし、良いクロスも上げるし。などなど
細かい部分をあげればキリがないんですが、とにかく僕としては他のところに神経を使えるようになったので、苦しい時期から比べたらかなり楽にプレー出来るようになりました。他の既存の選手たちも以前に比べてやりやすいように見えます。



これが僕の中での現状です。


最近、柴崎選手の言葉を良く聞いていまして
「味方に気持ち良くプレーさせる」「自分が点を取ろうという意識はそこまでない。」「自分の仕事を全うする。」など
でも、柴崎選手は点も取れるしアシストもする。僕なんかと比べれるのなんて失礼なことでしょうが、圧倒的に力の差を感じますね。
僕も同じような意識で今はプレーしていますが、さすが世界で活躍している選手は違います。
けど僕も現役である以上は彼のように際立つプレーを出来るようにまだまだ成長していきます。意識だけはプロフェショナルに。


とにかくシーズン終盤。チームの雰囲気も最高潮に来てるし、優勝の可能性がまだ残っているのでかなりエキサイトしますね。


僕は何とか元気にサッカーしてます。
そして日本への帰国も迫っています。
オーストラリアライフは今年で一旦終わりそうなので、悔い残さぬよう生きていきますね。



それでは。



see u next... 2018/08/07
【関連する記事】
posted by Minnow at 00:01| Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする